スマホの写真がいっぱいで困っている、iCloudやGoogleドライブも容量が足りない——そんな悩みを抱えている人に朗報だ。
スイスのクラウドストレージ企業「pCloud」が、2026年1月30日までの期間限定で、新規登録者に20GBの無料ストレージを提供している。
通常、pCloudの無料ストレージは最大10GBだが、今回のキャンペーン中は倍の20GBがもらえる。iCloudの5GB、Dropboxの2GBと比較すると、その太っ腹ぶりが際立つ。
クラウドストレージの容量不足に悩んでいるなら、このタイミングで登録しておいて損はないはずだ。
適用条件は、こちらの特設ページからアクセスし、アカウントを作成するだけ。クレジットカード不要で完全無料だ。
キャンペーン概要:新規登録で20GB無料
今回のキャンペーンは、毎年1月28日の「Data Privacy Day」に合わせたものだ。日本では馴染みがないが、EUが提唱するプライバシー保護に関する意識を高める国際記念日だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| キャンペーン期間 | 2026年1月30日まで |
| 対象 | 新規pCloudアカウント登録者のみ |
| 無料容量 | 20GB(通常は最大10GB) |
| 登録方法 | こちらの特設ページから登録 |
登録自体は非常に簡単で、メールアドレスとパスワードを設定するだけで完了する。
クレジットカードの登録も不要なので、完全無料で20GBのクラウドストレージが手に入る。
無料20GBの希少性:他社と比較してみる
「20GBが無料でもらえる」と言われても、他のクラウドストレージサービスと比べて、どれくらいお得なのかピンとこない人もいるだろう。
主要なクラウドストレージサービスの無料容量を比較してみると、pCloudの20GBがいかに希少かがわかる。
| サービス | 無料容量 | 備考 |
|---|---|---|
| pCloud(キャンペーン中) | 20GB | 1/30まで限定 |
| pCloud(通常時) | 10GB | 最大10GB |
| Google Drive | 15GB | Gmail・Googleフォトと容量共有 |
| MEGA | 10GB | 初年度のみ条件達成で20GB |
| Icedrive | 10GB | — |
| iCloud | 5GB | Apple製品以外では使いにくい |
| OneDrive | 5GB | — |
| Dropbox | 2GB | — |
Googleドライブは15GBと大きいが、GmailやGoogleフォトと容量を共有しているため、実質的に使える容量は限られる。長年Gmailを使っている人なら、添付ファイルだけでかなりの容量を消費しているはずだ。
マイナーサービスながら近い容量を提供しているMEGAも、20GBのボーナス容量が使えるのは1年間の期限付きだ。
その点、pCloudの今回のキャンペーンは、20GBに期限がなく、そのままずーっと20GBを無料で使い続けられる見込みだ。
「とりあえず登録して20GBを確保しておく」という使い方ができるのは大きなメリットである。
pCloudとは:スイス発の高機能クラウド
pCloudは2013年に設立されたスイス企業で、現在では2,200万人以上のユーザーを抱えるというクラウドストレージサービスだ。
プライバシー保護に手厚いスイス・EU圏の企業だけあって、pCloudもプライバシー保護を重視しており、EUまたはUSのデータセンターを選択できるなど、データの保管場所も透明性が高い。
pCloudの主な特徴は以下の通りだ。
- 買い切り型「ライフタイムプラン」: 一度の支払いで一生使えるプランを提供(クラウド業界では非常に希少)
- 高速なダウンロード: 筆者のテストでは1GBを数秒でダウンロード完了
- 充実したアプリ: Windows / Mac / Linux / iOS / Android全てに対応、仮想ドライブとしてマウント可能
- メディア再生機能: 音楽・動画をクラウドから直接再生できるプレーヤー内蔵
- ファイル履歴: 無料でも15日間、有料なら最大1年間のファイル復元が可能
当サイトでは、pCloudの詳細なレビュー記事も公開しているので、機能やスピードテストの詳細を知りたい方はそちらも参照してほしい。
無料でも高機能:写真バックアップも快適
pCloudは無料プランであっても、有料級の機能がほぼ制限なく使えるのが魅力だ。ログイン端末数の制限もなく、15日間のバージョン履歴が使え、転送量制限もないのは、無料サービスの中ではかなり貴重である。
また、スマホアプリの完成度も非常に高い。
写真をよく撮影するiPhoneユーザー・Androidユーザーにとって嬉しいのが、写真・動画の自動バックアップ機能だろう。
iPhoneやAndroidで撮影した写真を、pCloudに自動でアップロードできる。
20GBあれば、数千枚の写真を保存できる計算だ。

バックアップが完了した写真は、アプリ内の「端末の空き容量を確保する」機能でワンタップで端末から削除できる。これにより、スマホ本体のストレージを圧迫することなく、全ての写真をクラウドに安全に保管できる。
スマホの容量不足に悩んでいる人にとっては、iCloudの5GBや、Googleフォトの圧縮画像に頼るよりも、pCloudの20GBを使う方が圧倒的に快適で、高画質のまま元データを保管できる。
最新機能:pCloud Photosで写真閲覧がより便利に
2025年10月にリリースされた「pCloud Photos」機能では、Web版・デスクトップ版のpCloudで、写真をタイムライン形式で閲覧できるようになった。
Macの「写真」アプリや、Googleフォトのように、年月単位で写真をスクロールしながら振り返ることができる。
スマホだけでなく、PCやウェブでも快適に写真を振り返れるようになった。

さらに2025年11月には「Photo Editor」機能も追加され、pCloud内で写真の編集(クロップ、フィルター適用など)まで完結できるようになった。

こうした新機能が継続的に追加されている点からも、pCloudが積極的に開発・改善を続けているサービスであることがわかる。
20GBを使い切っても安心:買い切りプランという選択肢
無料の20GBは十分な容量だが、スマホの写真や動画を何年も溜め込んでいると、いずれ使い切ってしまう可能性もある。
そこで嬉しいのが、pCloudのライフタイムプランの存在だ。
ライフタイムプランは、一度の支払いで一生涯使い続けられる。他社の年間サブスク料金と比較すると、2〜3年もすれば元が取れる。それ以降は一切の支払いが発生しない。

iCloudやGoogleドライブの場合、無料容量を超えた瞬間から月額課金が始まる。
思い出の写真を削除するわけにもいかず、気づけば年間6,000円〜18,000円のサブスク料金を延々と払い続けることになる。10年経てば〜18万円に達するので、馬鹿にならない金額だ。
しかも、一度クラウドにデータを預けてしまうと、他のサービスへの引っ越しは非常に面倒だ。結果として「永遠のサブスク地獄」に陥ってしまう人は少なくない。
主要クラウドサービスの有料プラン(2TB)の年間料金を比較してみよう。
| サービス | 2TB年額 |
|---|---|
| iCloud | 18,000円 |
| Googleドライブ | 14,500円 |
| Dropbox | 14,400円 |
| pCloud(ライフタイムプラン) | $399で買い切り |
こうしてみると、pCloudはかなりコストパフォーマンスが良い。もはや外付けSSDを買うよりもお得感がある。
pCloudで無料アカウントを作っておけば、将来容量が足りなくなったときも、データを引っ越すことなく、同じアカウントのままライフタイムプランにアップグレードできる。
「今すぐ大容量は必要ないけど、将来のことも考えておきたい」という人にとって、pCloudは非常に合理的な選択肢だ。
まずは無料の20GBから始めて、必要に応じてライフタイムプランに移行する——この道筋が描けるのは、pCloudならではのメリットである。
プライバシー重視で「ゼロ知識暗号化」オプションも
今回のキャンペーンは「Data Privacy Day」に合わせたものだが、実際、pCloudはプライバシー保護周りの機能に力を入れている。
- スイス企業: 厳格なデータ保護法で知られるスイスに本拠
- データリージョン選択: EU(ルクセンブルク)またはUS(テキサス)のサーバーを選べる
- TLS/SSL暗号化: データ転送時の暗号化は標準対応
- 二要素認証(2FA): 無料プランでも利用可能
さらにセキュリティを強化したい場合は、有料オプションの「pCloud Crypto」を追加することで、ゼロ知識暗号化(クライアントサイド暗号化)を利用できる。これを有効にすると、pCloudの運営側でさえファイルの中身を閲覧できなくなる。
パスポートや確定申告書など、特に機密性の高いファイルを保管する場合には心強い機能だ。
なお、無料プランでは標準の暗号化(サーバーサイド暗号化)が適用される。「運営側も中身を見られない」レベルの暗号化が必要な場合は、Cryptoアドオンの購入が必要になる点は理解しておこう。
まとめ:無料なので登録しておいて損なし
pCloudの20GB無料キャンペーンは、2026年1月30日までの期間限定だ。
- 通常の2倍となる20GBの無料ストレージ
- 主要クラウドサービスの中でも最大級の無料容量
- 新規登録のみが対象、クレジットカード不要
- 高機能な写真バックアップ、メディア再生機能が使える
特に、iCloudやGoogleドライブの容量がいっぱいになりかけている人、スマホの写真バックアップ先を探している人には、この機会を逃す理由がない。
無料で登録できるので、「とりあえず20GBを確保しておく」というスタンスでも問題ない。使ってみて気に入れば、買い切りのライフタイムプランを検討するのも良い選択肢だ。
