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OPPO Reno13 A 徹底レビュー:4万円前半で買える「全部入り」王道SIMフリーAndroidの進化版

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2025年6月26日に日本発売された「OPPO Reno13 A」は、4万円台で購入できるにも関わらず、現代人が欲しい機能が全部入ったコスパ最強のSIMフリーAndroidスマホだ。

数年前のiPhoneにも負けないカメラ性能、5,800 mAh もの大容量バッテリー、水没にすら耐える高い防水性、Suica等のおサイフケータイ対応、マイナンバーカード対応など、大満足のスペックで、同価格帯の競合スマホと比べてもコスパが際立っている。

昨年6月に発売された前世代機「Oppo Reno11 A」は、Androidスマホの売上ランキングでも上位に度々君臨し、ミッドレンジの王道とも言える存在だった(当サイトでも1年前にレビュー実施)。

「OPPO Reno13 A」は、前世代の「Reno11 A」から、バッテリーがさらに大型化され、防水・防塵性能が強化されるなど、より日常生活での実用性が向上した端末に仕上がっている。

本記事では、「OPPO Reno13 A」を発売日に入手して、約1ヶ月ほど使用した筆者が、中長期での使用感を交えながら、詳細にレビューしていく。

最新情報:「Oppo Reno13 A」のお得な購入方法

Oppo Reno13 A は、SIMフリースマホなので楽天やAmazonで直接購入できる。現在、お得に購入できるオプションとしては以下などがある。

楽天公式ショップ:ポイントアップ+9倍中、実質およそ4.2万円〜4.4万円で購入可能
Amazon公式ショップ:4.4万円で購入可能

現時点では、楽天のOppo公式ストアが最もおすすめだ。発売記念でワイヤレスイヤホン「Enco Buds3 Pro」が無料でついてくる限定ボックスの在庫も残っている。



Oppo Reno13 A 開封&デザイン・質感レビュー

「OPPO Reno13 A」には、8GBメモリ、128GBストレージを備えたモデル1種類しかなく、本体カラーはチャコールグレー、アイスブルー、ルミナスネイビーの3色展開だ。

実勢価格は4万円台前半で、非常に安価に入手することが可能である。

パッケージはとてもシンプルで、スクリーンプロテクターを貼り付け済みの本体と、SIMピンなどが同梱されているだけで、充電器やUSB-Cケーブルは付属しない。

本体はマット感のあるスベスベした背面パネルと、アルミフレームによって構成されている。

筆者が購入したのはチャコールグレーである。

6.7インチの大画面を備えているため、端末のサイズは結構大きい。男性の大きめの手のひらで持ったとしても、片手で画面の全体を操作するのは難しいだろう。

外観のデザインだけ見ると、まさか4万円台前半の格安スマホには見えないクオリティである。

サイズの比較のため、無印の iPhone 12(6.1インチ) と並べて置いてみた。

無印iPhoneよりかなり縦に大きく、iPhone 16 Plus(6.69インチ)など「Plus」がついたiPhoneと近いサイズ感となっている。

本体重量は約192gで、重さとしてもiPhone 16 Plus (199g)にかなり近い。このサイズの大型スマホとしては、重くもなく、軽くもない、ごく一般的な重量な印象だ。

本体側面から見ても、フレームに高級感があり安っぽさはない。

Oppo Reno13 Aのディスプレイレビュー

「OPPO Reno13 A」は、画面の明るさを示す単位である「ニト」が、公称ピーク輝度 1,200 nit となっている。同じくピーク輝度が1,200 nit である iPhone 12 と並べてみても、確かに同じような明るさである。

かなり明るいので、真夏の晴れた屋外での使用時にもストレスがない。

一昔前の格安のスマホでは、iPhoneなどのフラグシップスマホと比べてディスプレイが暗い、という悩みがあるあるだったので、Reno13 A のようなミッドレンジスマホの大きな進歩を感じる。

液晶の大きさ、ベゼルの狭さも文句のつけどころがない。

画面上部をiPhoneと比べても、パンチホール型のインカメラによって液晶スペースがより広く取れている。

画面下部のベゼルもとても狭く、液晶周囲の無駄なスペースが最低限に抑えられている。

また、画面が1秒間に何回更新されるか(どれだけスムーズに動きを表示できるか)を表すリフレッシュレートも、120 Hz とハイエンドスマホ並みとなっている。

映画やゲームなど、動きの速い映像やアニメーションを表示するときに、120 Hz だと滑らかに表示され、より快適に視聴することができる。

設定画面からリフレッシュレートを選択可能で、基本は 60 Hz 、ゲームなどで必要であれば120 Hz を使用できる。自動でリフレッシュレートが選択されるモードも存在し、バッテリー消費と映像の美しさのバランスを取ることができる。

総評として、ディスプレイの解像度や美しさは、4万円台前半のスマホとは思えぬハイクオリティさで、iPhoneなどと並べてみてもそうそう見分けがつかないレベルに達している。

Oppo Reno13 Aのカメラ性能をiPhoneと徹底比較

iPhone, Galaxy, Pixelなどの高額なハイエンドスマホを持て余し、Oppo Reno13 A のような中価格帯のスマートフォンに乗り換えを迷っている人の多くは、カメラの質が気になるのではないだろうか。

やはり、スマホで手軽に高精細の写真が撮影できる便利さは捨てがたい。

格安スマホに、iPhone並みの非常に高い撮影性能を求めるのは酷だとしても、やはり最低限、日常の記録を撮るために使えるレベルのカメラは備えていてほしいものだ。

その点、Oppo Reno13 A は、この価格帯にしては「そこそこ使える」レベルの十分なカメラ性能を有しており、日常では不満なく写真撮影に使えるはずだ。

Oppo Reno13 A はインカメラ1つ、背面カメラ3つを備えている。

  • メインカメラ 約5000万画素
  • 超広角カメラ 約800万画素
  • マクロカメラ 約200万画素
  • インカメラ 約3200万画素

以下、Oppo Reno13 A のカメラ性能を評価するため、iPhoneと比較を行ってみた結果を紹介していく。

メインカメラの日中使用(vs iPhone 16 Pro / iPhone 12)

まずは風景写真で、Oppo Reno13 A と iPhone の比較を行ってみよう。

無謀にも、数倍の価格のフラグシップである iPhone 16 Pro と、同じ場所で撮影した結果を比べてみる。

こちらが、Oppo Reno13 A で撮影した写真。

次に、以下が iPhone 16 Pro で撮影した写真である。

色味はReno13 Aの方が鮮やかだが、意外とクオリティに圧倒的な差はない・・・?

このような遠景の風景写真では、超高スペックな最新 iPhone 16 Pro と比べた場合でさえ、パッと見で見劣りしないクオリティの写真を撮ることができるようだ。

より細部を見比べるため、写真の一部にズームアップして、Oppo Reno13 A (左)で撮影した写真と、iPhone 16 Pro (右)で撮影した写真を見比べてみる。

遠くの人物や木々の葉のディテールが、やはり iPhone 16 Pro と比べると潰れているようにも見える。

晴天下の風景写真という楽な条件での比較ではあるが、3倍超の価格差を考えれば、Oppo Reno13 A も結構悪くない見栄えではないだろうか?

続いて、遠景の風景写真だと違いが分かりにくいので、近くの物を撮影する。

まずは、Oppo Reno13 A で撮影した写真が以下である。

以下が iPhone 16 Pro で撮影したもの。

再び、写真の一部をズームアップして、より細部の比較を行ってみる。

これは流石に、iPhone 16 Pro (右)の方が、より全体的にシャープで、葉の表面のディテールも豊富に描写できているように思える。

とはいえ、Oppo Reno13 A (左)も、日常使用する分には十分実用的だと思う。

今度は、より近いスペック同士の比較として、整備品・中古品などが大体 Oppo Reno13 A と近い価格帯で販売されている iPhone 12 で撮影した写真と見比べてみる。

iPhone 16 Pro に負けるのは、価格差を考えると流石に当たり前だからだ。

以下は、Oppo Reno13 A (左)と、iPhone 12(右)で撮影した写真をクローズアップして比較したものだ。

葉のディテールの表現は、結構いい勝負をしているように思える。

4万円台前半で、4-5年前のフラグシップ iPhone 並みのカメラが手に入るので、日常生活には何の支障もなく実用でき、十分お買い得と言えるだろう。

メインカメラの夜間使用(vs iPhone 16 Pro / iPhone 12)

以上のように、昼間の光が十分にある明るい環境下では、持ち前の非常に高い解像度のおかげで、iPhoneにも負けないクオリティの写真を撮ることができる。

しかし、流石に夜間の写真で見比べると、圧倒的な差を感じてしまう。

Oppo Reno13 A で撮影した夜景写真は、ノイズ処理でかなりディテールが潰れ、ぱっと見で安いスマホ感のある写真になってしまう。

まずは、Oppo Reno13 A で撮影した夜景写真がこちら。

次に、iPhone 16 Pro で同じ場所を撮影した写真が以下。ぱっと見で圧倒的にこちらの方がダイナミックレンジが広く、シャープに撮影できていることがわかる。

(価格差を考えれば、当たり前だが・・・。)

一応細部を見比べておくと、Oppo Reno13 A (左)は、ノイズの事後処理が非常に強くかかっており、全体的にモヤっとしている。階段や木目も、明らかに潰れていることがわかる。

iPhone 12 とも比較してみると、日中の明るい環境下ではかなりいい勝負をしていたが、夜間になると力の差を感じてしまう。

Oppo Reno 13A (左)の夜景写真は、iPhone 12 (右)と比べても、ノイズ処理によって車の輪郭や文字がつぶれ、のっぺりした印象となっている。

総評としては、Oppo Reno13 A のカメラ性能は、4万円台前半という格安スマホでありながら、かなり実用的なクオリティを保っている。

夜間の撮影では、やはり安さが出てしまうが、日中であれば、素人目で見るとパッと見ではiPhoneと判別できない程度の写真を撮影できる。

カメラに大きく妥協したくはないが、スマホに10万円超は出したくない・・・というライトユーザーにとって、非常に有力な選択肢となるだろう。

スマホでは珍しいレベルのIP68/69防水性能

Oppo Reno13 A について特筆すべき点として、ミッドレンジのスマホでは見たことがない、非常に高い防水・防塵性能がある。

業界最高クラスの「IP68 / IP69」の防塵防水性能が謳われている。

「IP68」の左右の数字は、それぞれ防塵性能と、防水性能を表しており、以下のような基準を満たしているということだ。

  • IP6x:完全な防塵(粉じんが内部に入らない)
  • IPx8:「長時間かつ深水での浸水」に耐える防水(Reno13 A は水深1.5mで30分浸水)

また、併記されている「IP69」の「9」は、液体について「浸水」だけではなく、「高圧洗浄」への耐性も兼ね揃えていることを意味する。

表示液体テスト内容
IP68止まった水の中での連続浸水
IP6980 °Cの高音高圧の水流をあらゆる方向から噴射

つまるところ、Oppo Reno13 A は、砂や埃が内部に入らず、お風呂に30分つけても、全体にシャワーをかけても、全然動じない防水・防塵性能を持つということだ。

雨の日だけでなく、お風呂や水泳などですら持っていけるレベルだ。現場作業など、屋外でのスマホ利用が多いユーザーにもおすすめできる。

嬉しいおサイフケータイ/マイナンバーカード対応

生活・実用面でも、Oppo Reno13 A は「全部入り」と形容すべき機能を揃えている。

中でも、やはり海外のSIMフリースマートフォンが対応していないことも多いおサイフケータイに対応しているのは嬉しい。

SuicaやQUICPayなどを利用できるFeliCaは、日本独自の規格なので、ちゃんとFeliCaに対応しているのは日本市場を重視している証拠である。

さらに、マイナンバーカードにも対応しており、「マイナポータル」アプリを利用して、マイナンバーカードの読み取りなども可能になっている。

たまに、読み取り位置がシビアなスマホもあるが、Oppo Reno13 A は安定してマイナンバーカードを読み取ることができる。

マイナンバーカードの専用カードリーダーを購入するよりも、もはやこの価格帯の Oppo Reno13 A を購入した方が、お得なのではないかとすら思える。

OPPO独自のColorOSとプリインストールアプリ

Androidスマートフォンは、iPhoneとは異なり、メーカーごとに特色のあるカスタマイズが行われており、メニューやアイコンのデザイン、プリインストールアプリなどが機種により異なる。

Oppo Reno13 A は、Oppo オリジナルのAndroid 15 ベースの「Color OS 15」を採用している。3年のメジャーアップデートと、5年のセキュリティアップデートが保証されており、長い間使い続けることができる安心感がある。

OSの見た目としては、非常にiPhoneに似ている印象である。

ホーム画面の配置もそうだし、設定アプリなどはほぼiPhoneの設定そのままのデザインとレイアウトだ。

Oppo Reno13 A の最大のデメリットは、無駄なプリインストールアプリが非常に多く、購入直後に、まずは無駄なアプリを削除することから始めなければならない点だ。

4万円台前半と安価であることの代償とも言えるが、FacebookやTikTok、ホテル予約サイト、中華系の通販サイトやゲームなどのアプリが多数プリインストールされており、かなりごちゃごちゃしている。

こうした使用頻度がほぼないプリインストールアプリは「ブロートウェア」と呼ばれ忌み嫌われる存在だが、ミッドレンジの中華スマホではありがちなのでやむを得ないところだ。

大容量バッテリー、画面内指紋認証、eSIMと嬉しい機能群

細かい点だが、Oppo Reno13 A はまだまだ快適な機能群を備えている。

5800 mAh もの大容量バッテリーと45W急速充電

Oppo Reno13 A は、前世代のReno11 Aから更に800 mAhもバッテリー容量が増え、5,800 mAh という驚異的な容量のバッテリーを搭載している。

大容量だけあって、45Wで充電しても満充電には1時間20分ほど要する。

高負荷のゲームプレイなどをせず、一般的なブラウザやメッセージの使用であれば、1日半〜2日は余裕でバッテリーが持つ。

ワイヤレス充電には対応していないが、そもそも充電しなくてはならなくなる頻度が低いので、価格を考えれば妥当である。

画面内指紋認証や顔認証にも対応

Oppo Reno13 A は画面内指紋認証に対応しており、読み取りは非常に高速で快適だ。

また、iPhoneのFaceIDのような顔認証にも対応しており、指紋と顔の両方でログインをすることができる。

ただし、顔認証は画像による2D顔認証であり、iPhoneのように赤外線センサーなどを組み合わせたハイテクな顔認証ではないので、暗所では指紋の方がスムーズであるし、指紋に比べると若干セキュリティに不安が残る印象だ。

eSIM、デュアル物理SIM、microSDカードに対応

nanoSIMが2枚入るトレイになっており、うち一方は最大1TBのmicroSDカードを挿入できるハイブリッドトレイである。

eSIMにも対応しているため、最大で3つのプロファイルを利用することができる。

国内で複数の回線を使い分けたり、海外旅行の際にeSIMで短期SIMを利用したり、非常に便利に利用できるだろう。

Oppo Reno13 Aの CPU・GPU パフォーマンス

Oppo Reno13 A は、「Snapdragon 6 Gen 1」というミッドレンジ向けのチップを採用している。

最近ではスマホの性能が非常に向上しているので、もはやミッドレンジのチップと言っても、ブラウジング、メッセージアプリ、YouTubeのビデオ視聴など、日常使用において不便を感じることは全くなく、快適に利用できる。

実際、筆者がここ1ヶ月Oppo Reno13 A を実使用してきた中でも、速度や処理能力に不満を感じたことは一度もなかった。

そうした体感が全てだが、一応、定量的にも計測するためにCPUのベンチマークテストであるGeekbench 6というアプリを入れて、テストを行ってみた。

Oppo Reno13 A の結果は、シングルコア943/マルチコア2689だった。

当サイトで2024年に計測した前世代機「Oppo Reno11 A」のスコアは、シングルコア890/マルチコア2273だったので、特にマルチコアで大きく性能が向上している。

これらのスコアを、SamsungのフラグシップスマホGalaxyシリーズの廉価版(FE)と比べてみると、2020年発売のGalaxy S20 FE(シングルコア933/マルチコア2657)、2021年発売のGalaxy S21 FE(シングルコア1127/マルチコア3015)に匹敵するスコアである。

機種発売年シングルコアマルチコア
Oppo Reno13 A20259432689
Oppo Reno11 A20248902273
Galaxy S21 FE202111273015
Galaxy S20 FE20209332657
同クラススマートフォンのGeekbench 6スコア

また、3Dゲームをプレイする場合などのGPUパフォーマンスを測定するため、3D MarkというベンチマークアプリのWild Lifeというテストを実行してみた。

Oppo Reno13 A の結果は、平均FPSが15.42、総合スコアが2575であった。

当サイトで2024年に計測した前世代機「Oppo Reno11 A」のスコアは、平均FPSが13.67、総合スコアが2282であったので、それぞれ改善が見られる。

ざっくり言えば、Oppo Reno13 A は、CPUが4-5年前のフラグシップスマホ程度で、GPUが6-7年前というイメージで考えておけば良い。

原神などの3D負荷の非常に高いアプリは、低設定で遊ばざるを得ないだろうが、多くの一般ユーザーにとっては、日常生活において性能に不満はほぼ生じないだろう。

各キャリアの 4G / 5G への対応状況

Oppo Reno13 A のようなSIMフリーのAndroidスマートフォンを、キャリアを通さずにAmazonや楽天で直接購入する場合、自分のキャリアの電波に対応しているかが気になるところだ。

結論から言えば、Reno13 A は、docomo、 au、 softbank、 楽天、その他MVNO含め、日本のすべての携帯キャリアで、快適に利用できるはずだ。

一般的に、スマートフォンは、端末によって対応している電波の周波数帯が異なるので、ドコモ、au、Softbank、楽天モバイルなど、自分のキャリアが使用している周波数帯と、端末の周波数帯がマッチしているかの確認が必要だ。

Oppo Reno13 A が対応している5G/4Gの通信バンドは以下の通りである。

  • 5G: n1/n3/n5/n7/n8/n20/n26/n28/n40/n41/n77/n78
  • 4G: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42

各社の主要電波帯がバッチリ含まれているので、心配する必要はないが、以下で各キャリアの対応バンドを表形式で整理した。

4大キャリアの4G周波数帯・バンドへの対応状況

一般に、各社がメインで使用している1, 3、また「プラチナバンド」と呼ばれる8, 18, 19, 28に対応しているスマホであれば、どのキャリアの回線でも快適に利用できる。

Oppo Reno13 A は、これら全てにバッチリ対応している。

以下は、各キャリアが使用している4G LTEの周波数帯の表である。Oppo Reno13 A が対応しているバンドは、黄色くハイライトした。

国内主要BandドコモKDDISoftBank楽天モバイル
1 (メイン)⚪︎⚪︎⚪︎×
3 (メイン)⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
8 (プラチナ)××⚪︎×
11×⚪︎⚪︎×
18/26 (プラチナ)×⚪︎×⚪︎ (au)
19 (プラチナ)⚪︎×××
21⚪︎×××
28 (プラチナ)⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
41×⚪︎⚪︎×
42⚪︎⚪︎⚪︎×
各キャリアの4Gバンドまとめ

4大キャリアの5G周波数帯・バンドへの対応状況

5Gの周波数帯についても、各キャリアが使用している周波数を以下表にまとめた。黄色ハイライトが、Oppo Reno13 A が対応しているバンドである。

日本国内で5G回線を利用するには、n77/78が必要で、Oppo Reno13 A は両方に対応している。

BandドコモKDDISoftBank楽天モバイル
n77 (Sub6)×⚪︎⚪︎⚪︎
n78 (Sub6)⚪︎⚪︎××
n79 (Sub6)⚪︎×××
n257 (ミリ)⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
各キャリアの5Gバンドまとめ

n79に対応していないスマホが殆どなので、あまり気にする必要はないだろう。

また、最も高速な5Gミリ波(n257)は、そもそも日本国内でほとんど普及していないため、対応しているスマホが日本に投入されることもほぼない。

結論として、Oppo Reno13 A は、4G/5Gともに、日本で快適に利用するための周波数帯をバッチリ抑えているので、ストレスなく利用できるはずである。

総評:4万円前半の脅威のコスパで実用性はピカイチ

Oppo Reno13 A は、実勢価格4万円台前半(Amazon価格4.4万円楽天公式ショップのポイント込み実質4.1万円)という脅威的なコストパフォーマンスを誇る。

それでいて、そこそこ使えるカメラ、5,800 mAh の超大容量バッテリー、非常に高い防水性能、おサイフケータイやマイナンバー対応と、日本人の大半のニーズを満たしてくれる「全部入り」スマホとなっている。

10-15万円も当たり前になってきたiPhoneやPixel、Galaxyなどの性能を持て余しており、数年前のスマホをいまだに使っている・・・という多くのユーザーにとって、非常に有力な乗り換え先になるであろう。

ライバル機としては、同じく4-5万円のミッドレンジスマホたちになるだろう。

例えば、あと5千円弱をプラスすれば、当サイトでもレビューしている Nothing の CMF Phone 2 Pro (約4.7万円)なども選択肢に入ってくる。

Oppo Reno13 A ならではのバッテリー容量・防水性などを失うことになるが、代わりにCMF Phone 2 Pro の美しい外観デザインやUI/UX・夜景の撮影性能が手に入る。

以下のレビュー記事では、Oppo Reno13 A と CMF Phone 2 Pro のカメラ対決も行なっているので、ぜひそちらも参考にしてほしい。

2025/7/29 現在の「Oppo Reno13 A」のお得な購入方法

Oppo Reno13 A は、楽天やAmazonで直接購入することができる。ポイントや購入特典などを考慮すると、現在、お得に購入できる方法としては以下などがある。

楽天公式ショップ:ポイントアップ+9倍中、実質およそ4.2万円〜4.4万円で購入可能
Amazon公式ショップ:4.4万円で購入可能

現時点では、楽天のOppo公式ストアが最もおすすめだ。発売記念でワイヤレスイヤホン「Enco Buds3 Pro」が付属する限定ボックスも一部残っている。



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