Shokz OpenFit Pro 徹底レビュー:耳を塞がないのにノイズ低減&音質劇的改善の革命機

Published Apr 6, 2026
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目次:Overview

OpenFit Proの充電ケースとイヤホン本体を上から見た写真

オープンイヤー型イヤホンを愛してやまない筆者だが、今回、待望のノイズリダクション機能を搭載したShokzの新製品「OpenFit Pro」を入手した。

自宅から通勤電車内まで、あらゆるシーンで試してみたので、音質、装着感、そしてノイズ低減性能を詳細にレビューする。

そもそも「オープンイヤー」型イヤホンとは、耳を密閉しない形状で、長時間着用しても耳の痛みやムレがないのがメリットだ。

そんなオープンイヤー型イヤホンの唯一の欠点は、騒がしい環境でのノイズ耐性だった。通勤電車、交通量の多い道、BGMの大きなジムなどでは、どうしても聞こえ難くなる。

OpenFit Pro」は、そのオープンイヤーの宿命を克服する革命的な商品だ。耳を塞がない構造のまま、逆位相の音波によって、ノイズを打ち消してくれる。

結論を先に言うと、オープンイヤーの快適な装着感を維持しながら、通勤電車や大通りなど、従来なら諦めていた環境でも実用レベルに達しており驚かされた。

初めてオープンイヤー型を購入する人だけでなく、既に所有している人にも、買い替えをオススメできる一品だ。

装着感最高のオープンイヤー × ノイズ低減で実現する新体験

筆者は、過去記事でも紹介したShokzの「OpenFit 2」を、1年以上、ほぼ毎日使ってきた。

高額なヘッドホンやカナル型イヤホンも所有しているが、オープンイヤー型を使い始めてからというもの、オープンイヤーほぼ一筋になってしまった。

今回登場した「OpenFit Pro」は、OpenFit 2同様の柔らかい装着感は維持しながら、音質・サウンド、ノイズ低減機能、バッテリー持ち、ワイヤレス充電など、大幅に機能強化されている。

着けているのを忘れる、やわらかイヤーフック

OpenFit Proで採用されているイヤーフックは、耳への負担が少なく、丸一日つけていても本当に疲れない。

それでいて安定感があり、激しく頭を振っても落ちないため、ランニング等の運動中も安心だ。

OpenFit ProとOpenFit 2を手のひらに並べたサイズ比較

OpenFit Proは高級感のあるメタリックなデザインだが、耳にあたる箇所には柔らかいシリコン素材「Shokz Ultra-Soft Silicone™ 2.0」が的確に配置されており、イヤーフックの装着感はとても柔らかいままだ。

また、男性である筆者と、女性を含む家族にも試してもらったが、全員が快適に装着できた。

老若男女にフィットするイヤーフックは、ShokzのOpenFitシリーズならではのものだ。日常的に長時間つけていると、着けているのを忘れてしまうほどだ。

OpenFit Proを装着した耳元のクローズアップ。イヤーフックが耳にフィットしている

他にも、カナル型などの密閉型イヤホンと比べると、多くの利点がある。

長時間イヤホンをつけっぱなしにしていると、耳が痛くなったり、痒くなったりした経験がある人は多いのではないだろうか。

OpenFit Proは、圧迫感がないので、長時間つけても疲れたり、痛くなったりしにくい。通気性もあるので、汗をかいてもムレにくい。

OpenFit ProとAirPods Proをケースとともに並べた比較写真

筆者は音楽をよく聴くことに加え、オンライン会議も多いため、長らくヘッドホンやカナル型イヤホンの蒸れ・痛み問題に悩まされてきた。

OpenFitシリーズを使い始めてからというもの、こうした苦痛から完全に解放され、手放せない存在となっている。

耳を塞いでないのに「ちゃんと効く」ノイズ低減機能

木製ベンチに置かれたOpenFit Proの左右イヤホン

オープンイヤー型のイヤホンは、「耳を塞がない」というその特徴から、必然的に周囲の環境音・ノイズの影響を受けやすいという宿命がある。

従来のオープンイヤー型イヤホンの場合、電車・地下鉄や騒がしいカフェなどの環境下では、ほぼ音楽が聴こえず、筆者は諦めてカバンに仕舞っていた。

「OpenFit Pro」は、その問題をかなり低減してくれる。筆者の体感では、以下のようなシナリオでかなり効果を感じた。

  • 自宅リビングやオフィスで、エアコンと空気清浄機の稼働音 →ほぼ消える
  • 自宅リビングで、食器洗浄機と洗濯機の稼働音 →かなり静かになる。洗濯機の脱水音は聞こえる。
  • 隣の席が複数人で話しているカフェ →会話内容は聞こえるが、体感で50%程度に収まる。
  • トラックがビュンビュン行き交う幹線道路 →普通の音量で、音楽や通話が聞き取れる。
  • 地下鉄の中 →音量を上げると、音楽やポッドキャストを聞き取れる。

オープンイヤーユーザーなら共感してもらえると思うが、オープンイヤー型なのに、ここまで騒がしい環境で使用可能というのは、まさに革命的だ。

地下鉄は相当騒音がうるさいので、快適に使えるとまでは言わないが、30分程度の通勤中であれば妥協して使えるレベルに到達していると思う。

これまで、オープンイヤー型が好きなのに、電車内では別のイヤホンに付け替えてポッドキャストを聴いていた筆者のようなユーザーにとっては福音だ。

Shokzアプリのフォーカスモード画面。ノイズ低減レベルのスライダーとDolby Atmos設定が表示されている

本体のボタンを長押しするか、Shokzアプリで「フォーカスモード」をオンにすると、周辺ノイズを低減できる。

ノイズ低減のレベルは調整可能で、MAXまで引き上げると、地下鉄の中で、ポッドキャストを現実的な音量で聞き取れた(上画像:iPhoneの音量50%)。従来のオープンイヤー型では、どれだけ音量を上げても、特にポッドキャストは周囲のノイズにかき消されていたので革命的だ。

静かな場所でノイズ低減の強度をMAXにすると、耳圧やホワイトノイズを感じるが、騒がしい環境では気にならない。

OpenFit Proには、片耳あたり3基のマイクが搭載されており、独自のアルゴリズムでノイズを効果的に打ち消す逆位相音波を生成しているという。物理的に遮音できない構造で、この水準のノイズ低減を実現していること自体が、技術的に注目に値する。

素人でもわかる、低音とサウンドの劇的な改善

OpenFit Proの左右イヤホンを手のひらに載せた写真

ノイズ低減性能にも驚かされたが、OpenFit Proは、音質・サウンドのクオリティも驚くほど高い。

低音が強いロック曲を同時に流してみて、OpenFit ProとOpenFit 2を交互に聴き比べてみると、低音の質感が明らかに改善しているのが分かった。

OpenFit 2でも十分に楽しめていた低音だが、OpenFit Proでは低音に厚みが加わり、キックドラムにズンッという感じがしっかりある。また、大音量時のボーカルや中高音が刺さる感じも低減し、歪みがなくクリーンに聞こえた。

素人でも聴き分けられるレベルの音質の改善なので、大きな進歩と言ってもいいだろう。

従来から、Shokzのオープンイヤー型のイヤホンは、密閉型のハイエンドイヤホンと聴き比べても劣らないレベルに達しつつあったが、今回のOpenFit Proで、さらにオープンと密閉の差がなくったように感じる。

このOpenFit Proの音質を支えているのが、「Shokz SuperBoost™」という技術だ。

小さなイヤホンの中に2枚の振動板(音を鳴らす膜)を立体的に重ねることで、通常の円形スピーカーに換算すると直径16.7mm相当、オープンイヤー型としては異例の大きさの振動面積を確保しているという。

前モデルOpenFit 2の「DualBoost」は、高音用と低音用の2つのドライバーが独立して鳴る構成だった。一方SuperBoostでは、2枚の振動板が同期して動くことで、音の歪みを抑えながら再生できる音域を広げている。

要するに、「よりクリーンで、より幅広い音が出せるスピーカー」に進化しているのだ。

10バンドで好みのカスタムが可能なイコライザー

OpenFit Proは、Shokzアプリで様々なカスタマイズが可能だ。

中でもサウンド関連では、イコライザーが従来の5バンドから、本格的な10バンドにグレードアップしたのが嬉しい。

Shokzアプリの10バンドイコライザー画面。55Hzから13kHzまで細かく調整可能

イコライザーを使った経験のない人にはピンと来ないかもしれないが、10バンド化の大きなメリットは、音楽コミュニティで”共通言語”として広く使われているバンド数である点だ。

ヘッドホン愛好家などが、「この設定が良かった」と共有し合うレシピの多くが、10バンド形式で書かれている。つまり、ネット上で見つけたイコライザーの設定を、そのままShokzアプリに入力して試すことができるのだ。

たとえば、2014年に爆発的にバズった「Eargasm Explosion」という有名なイコライザー設定がある。もともとは2004年にネット上で生まれた「Perfect」という万能プリセットを改良したもので、どんな曲でも音が良くなるとして世界中で共有された。これも10バンド形式だ。

OpenFit Proを購入したら、こうした音楽コミュニティの設定を反映することも楽しめる。

音漏れを抑える独自技術&「プライベート」モード

密閉しないオープンイヤー型である以上、音漏れが気になるところだが、OpenFit Proには最新の「Shokz DirectPitch™ 3.0」という技術が用いられており、耳の外側に向かう音が抑制されている。

さらに、イコライザーのプリセットとして、音漏れを抑える「プライベート」モードも備わっている。

「プライベート」を有効にすると、音漏れの原因となる特定帯域が抑えられ、さらに周囲に聞こえる音が減る。

Shokzアプリのイコライザーモード選択画面。スタンダード、ボーカル、低音強め、高音強め、プライベート、カスタムから選択可能

ちなみに、プライベートモードを使わなくても、音漏れはそこまで気にならない。

エアコンもOFFにした完全な静寂の室内で、1メートル離れたところの家族で検証すると、iPhoneで音量40-50%まで上げると、シャカシャカ聞こえてくる。ただ、静かな環境でここまで音量を上げる必要はないので、日常では気にならないだろう。

ノイズ低減の「フォーカスモード」も使えば、騒がしい環境でも音量自体を抑えられるから、更に音漏れが低減される。周囲が会話しているカフェや、エアコンや会話音のあるオフィスでは気兼ねなく使える。

ヘッドトラッキング付きの立体音響

更に、空間オーディオ「Dolby Atmos」と「ヘッドトラッキング」への対応も見逃せない。

Shokzアプリのサウンド設定画面。Dolby Atmosとヘッドトラッキングがオンになっている

「Dolby Atmos」とは、映画館で採用されている立体音響技術のイヤホン版だ。通常のステレオ再生では音が左右から聞こえるだけだが、Dolby Atmosでは、上下や前後も含めた360度から音が聞こえるようになる。

さらに「ヘッドトラッキング」にも対応しているので、頭の向きを変えても音の聞こえる方向が現実世界に固定される。たとえば映画を観ながら右を向くと、セリフが左耳側から聞こえてくる。

Apple Music、Netflix、Disney+などの対応コンテンツで立体音響を体験できる。Netflixで映画をよく観る人にとっては、特に嬉しいアップグレードだろう。

マイク性能もよく屋外でのオンライン会議も可能

OpenFit Proは、音楽鑑賞時の音質の良さやノイズ低減だけでなく、通話性能にも配慮されている。

環境ノイズを抑えつつ、人の声を残すAIノイズ低減技術を搭載しており、Shokzの公称では通話時の環境ノイズを99.4%カットするとされている。

長時間着けていても快適なこともあり、筆者は、移動中も仕事中も常時つけておき、そのままオンライン会議にも参加してしまうことも多い。

筆者がオフィス環境で通話テストを行ったところ、空調音や周囲の話し声がかなり抑えられ、相手側にクリアに声が届いた。

また、トラックやバイクが沢山走っている道路沿いで音声通話をしてみても、家族との音声通話が問題なく可能だった。

3日以上使えるレベルのバッテリー持ち&急速充電で即回復

OpenFit Proの充電ケース正面とイヤホン本体。Shokzロゴが見える

OpenFit Proは、ケースも含めると最大再生時間「50時間」という脅威のバッテリー持ちを誇っている。本体のみでも12時間の再生が可能なので、朝から夜までケースに戻さずに、丸1日使用することも可能だ。

OpenFit 2+ / 2では48時間だったので、さらにバッテリー持続時間が伸びた。

実際に、OpenFit Proをしばらく使ってみた体感としても、バッテリー持ちは非常に良い。使用時間はほぼスペック通りで、筆者の体感と合致している。

例えば、筆者が自宅での仕事中、音楽を聴いたり、オンライン会議に出たりしながら、朝9時から夜7時ごろまでOpenFit Proを着けっぱなしにしていても、バッテリー残容量はまだ30%以上残っていた。

もちろん、どの程度の音量で再生するかにもよるし、ノイズ低減の「フォーカスモード」の使用頻度によってもバッテリー持ちは変わってくる。

しかし、ケースに戻すだけでも充電されるので、ノイズ低減を含めてヘビーユースしても、こまめにケースに戻していれば、現実的に3日程度は充電なしで過ごすことが可能だろう。

また、急速充電が「10分で4時間」と高速化したのも嬉しい。オフィスのデスクで、昼休みにでもケースを充電しておけば、すぐに丸1日使える充電ができる。

さらに、ケースがワイヤレス充電(Qi)に対応したことで、充電パッドをデスク上に置いておけば、ほぼ充電を意識せずに使い続けることができる。

OpenFit 2との比較:Pro化で機能強化&高級感アップ

筆者はOpenFit ProとOpenFit 2を両方所有しているので、せっかくなので外観や機能を比較してみた。買い替えを検討している人も、ぜひ参考にしてほしい。

OpenFit Proは、ケースが横方向に若干広がり長方形となった。

ケースのフレームやイヤホンにアルミ合金が使用されており、軽量ながら非常に高級感のあるデザインになっている。

OpenFit Pro(左)とOpenFit 2(右)の充電ケースを手に持って比較

アルミ合金によって重厚感のある見た目になっているが、耳にあたる場所にはシリコンが的確に配置されているため、柔らかい装着感が維持されている。

OpenFit Pro(下)とOpenFit 2(上)のイヤホン本体を手のひらに載せたサイズ比較

OpenFitシリーズの利点の一つである「物理ボタン」も健在だ。再生、停止、早送り、音量大小、ノイズ低減オンオフなどを、物理ボタンで切り替えられる。

タッチ式だとうっかり触ってしまうことがあるので、物理ボタンで誤タッチを防ぐことができ、運動時、手袋をしている時、就寝時などに使うのにも適している。

OpenFit ProとOpenFit 2の内側を見せた比較。物理ボタンの位置が確認できる

また、横から見てみると、OpenFit Pro(写真左)は、OpenFit 2(写真右)と比べて、薄型になった印象だ。

OpenFit Pro(左)とOpenFit 2(右)を横から見た厚み比較。Proの方が薄型

スペック表でも、OpenFit ProとOpenFit 2の比較を整理しておこう。

項目OpenFit ProOpenFit 2+OpenFit 2
価格39,880円27,880円25,880円
ノイズ低減ありなしなし
音響技術SuperBoostDualBoostDualBoost
Dolby対応Dolby AtmosDolby Audioなし
Bluetooth6.15.45.4
バッテリー
(本体)
12時間
(NR:6時間)
11時間11時間
バッテリー
(with ケース)
50時間48時間48時間
急速充電10分で4時間10分で2時間10分で2時間
ワイヤレス充電対応対応×
イヤホン重量12.3g9.4g9.4g
ケース重量99.3g53g53g

価格差は1万円強だが、機能の差はずっと大きい。

OpenFit Proでは、これだけの差額で、ノイズ低減、音質の改善(SuperBoost™)、立体音響(Dolby Atmos)という目玉機能が手に入る。Bluetooth 6.1への更新、急速充電の倍速化(10分で2時間→4時間)、10バンドイコライザーも、Proだけの強化ポイントである。

重量はイヤホン本体が約3g、ケースが約46g増えている。イヤホン本体の3gの差は、装着時にまず気づかないレベルだ。ケースの重量は、元がプラスチックで非常に軽かったので、46g増えたと言っても重くは感じない。アルミ合金の高級感とワイヤレス充電対応を考えると許容範囲だ。

屋外や通勤電車など騒がしい環境で少しでも使う機会がある人には、ノイズ低減だけでも十分に元が取れるアップグレードだと思う。

アプリも充実:物理ボタンカスタム、マルチ接続、「探す」機能

スマートフォンにShokzアプリを入れることで、OpenFit Proの機能をフル活用することができる。

先に紹介したフォカスモードやイコライザー以外にも、様々なカスタマイズが可能だ。

物理ボタンへの機能割り当ての変更

OpenFit Proでは、物理ボタンのダブルクリック・トリプルクリック・長押しなどの操作に割り当てる機能を、Shokzアプリで変更できる。

曲送り、音量調整、音声アシスタントの起動、ノイズ低減の切り替えなどを、自分の使い方に合わせて配置可能だ。

Shokzアプリのボタンカスタマイズ画面。ダブルタップ、トリプルタップ、長押しに機能を割り当て可能

マルチポイント接続で、スマホとPCの2台使い

Bluetooth 6.1のマルチポイント接続に対応しており、スマホとPCなど2台のデバイスに同時接続できる。

たとえば、PCで作業しながらスマホに着信があれば、自動的に切り替わって通話できる。

筆者のように仕事中にPCとスマホを併用する人には、地味ながら欠かせない機能だ。

Shokzアプリのマルチポイント接続画面。スマホとPCの2台に同時接続している

「イヤホンを探す」機能も搭載

アプリからイヤホンを鳴らして探すことのできる「イヤホンを探す」機能も搭載された。

左右それぞれを個別に鳴らせるので、片方だけソファの隙間に落とした、といった際に助かる。

Bluetooth接続が切れている状態では使えないため、あくまで近距離での捜索用だ。

Shokzアプリのイヤホンを探す画面。左右それぞれを個別に鳴らせる

総評:オープンイヤーの「唯一の弱点」を克服した一台

OpenFit Proは、オープンイヤー型を愛用している人にも、これから初めて試す人にも、間違いなくおすすめできる一台だ。

理由は、ノイズ低減と、オープンイヤー型でトップクラスの素晴らしい音質だ。

OpenFit 2を1年以上愛用してきた筆者としては、通勤中や騒がしいカフェなど、これまでオープンイヤー型の使用を諦めていた環境でも、そのまま使えるようになったのが非常に嬉しい。

自宅やオフィスでも、周囲の会話や家電の動作音が一段静かになるだけで、音楽の没入感と集中力が随分変わる。

それでいて、オープンイヤー型ならではの快適な装着感と、長時間つけても全く違和感・痛みがない快適性は、唯一無二のものだ。

価格帯はハイエンド機と言えるが、音質・低音の明確な改善(SuperBoost™️)、立体音響対応(Dolby Atmos)、ワイヤレス充電、10バンドイコライザーなど、OpenFit 2に比べ1万円強の差額に対して機能の上積みは十分すぎるほどだ。

特に、買い替え・新規購入をおすすめするのは、以下のような使い方をする人だ。

  • ジム・カフェ・オフィス・コワーキングスペースなど、中程度の騒音環境で日常的にイヤホンを使う
  • 通勤電車や幹線道路沿いなど、従来のオープンイヤーで諦めていた環境でも着用し続けたい
  • オープンイヤー型でも音質にこだわりたい、低音に厚みがほしい
  • Dolby Atmos対応コンテンツ(Netflix, Disney+, Apple Music, etc.)をよく視聴する

OpenFit Proは、オープンイヤー型の「快適さ」と「騒音への無防備さ」というトレードオフに、初めて実用的な解を提示した製品だ。

完全な遮音・密閉とは異なるため、飛行機や地下鉄を静寂に変えることまで期待すべきではないが、毎日の通勤時間の30分間を着用したまま乗り切ることが可能な性能だと感じる。

「耳を塞がないまま、騒がしい環境でも音楽や通話を楽しめる」という体験は、一度知ると元には戻れない。イヤホンやヘッドホンによる耳の痛みやムレ、不快感に悩まされてきた人は、ぜひOpenFit Proを購入してほしい。

OpenFit Proオープンイヤー耳掛けイヤホンショックス

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